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太極拳を教えている、わたしの母。
生徒さんに体の構造を見せようと、ぶら下げ式の人体骨格模型を上野で購入。
自ら組み立てたら何箇所か破損してしまい、わたしがセロテープで修繕。

年月を経て、修繕した箇所が形を保てなくなりまして。
また修繕してあげると預かったものの、破損したものをまたくっつけてもなぁ、と。
新しいのを入手して贈ることにしました。

ウェブで品を探したところ、手ごろな大きさのものは組み立て式。
原型を母に贈ると、また破損する可能性がなきにしもあらず。
組み立ててから贈ることにしました。

「対象年齢6歳以上」なら、わたしにもできるはず。
(`・ω・´)



箱を開けてから組み立てること、一時間ほどで完成。
破損することもなく、同梱の図解に沿って迷うことなくできました。
が、いくつか危うい場面がありました。

これから「人体骨格模型を組み立てよう!」という人が、どれほどいるかはわかりませんが。
小さいお子さんのいる方、気が向いてチャレンジしたい方に向けて。
難なく作れるよう、注意点をまとめてみました。

まず、道具

ハサミ
プレートからパーツを切り取るときに使います。
ねじり取ることはできますが、ちょっと難しい部分もあります。
カッターナイフを代用すると、ゴリゴリ削る手間がいります。




甘皮カッター
プレートから切り離したパーツには、余分なでっぱりが付きがち。
でっぱりがあると、力任せに組み立てようとして、破損する可能性があります。
V字型の甘皮カッターなら、手元が狂う心配もなく、楽に整えられます。



紙やすり
あるといいかも。
甘皮カッターで削った部分をらくらく、滑らかにできます。
目が細かいタイプ、番号は大きいほうがよさそう。


道具をそろえたら、プレートからパーツを切り離します

切り離すときは、必ず図解で部分を確認してください。
パッと見では切り離すだろう箇所が、残す場合もあり。
組み立てる前に、すべてのパーツを切り離すのではなく、図解の部分ごとに。

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このキットは、ぶら下げのほか立てられるようにもなっていて。
立てる時の棒が、背骨とくっついてます。
それを切り離すと、立てられなくなりますので、ご注意ください。

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組み立ても、図解を見て部分ごとに行うと、スムーズです。

パーツの向きにも、ご注意ください。
いったん組み立てると、外すのが難しい場合あり。
心配なようでしたら、平たいところにパーツを並べ、図解と見比べてみてください。

完成形がこちら。
じゃーんv( ̄∇ ̄)v

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組み立てに力加減がいったのは、鎖骨の部分。
首にひっかける形で、ぐいっとはめ込みますが。
パーツが細いので、折れやしないかと危ぶみましたが、大丈夫でした。

細かくできてるなーと感心したのは、剣状突起の部分。
胸骨と一体でなく、プレートからT字型のパーツを切り離し、はめ込みました。
この剣状突起、救命講習では押したらダメな箇所として教わったなーと、回想。

模型の組み立て、なかなかおもしろかったです。
またなにか組み立てたいけど、なにがいいのかしら。
おススメの物がありましたら、ぜひ教えてください。

以上、ご参考になれば幸いです。

【関連リンク】
のり記「上級救命講習を受けました」
肋骨は、折れるというより外れるから、内臓を傷つけずに済むとか。
剣状突起は折れて、内臓を傷つけるので、押したらダメだそう。