2012年6月11日、原田正純さんが亡くなりました。
おもざしがとても優しい方。

水俣病患者ら「先生ありがとう」 原田正純さんお別れ会
2012年6月15日 06:30 [南日本新聞社]

11日、77歳で亡くなった水俣病研究の第一人者で熊本市の医師原田正純さん=さつま町出身=のお別れ会が14日、同市の斎場で開かれた。水俣病被害者や研究者ら約1300人が参列、優しい面差しでほほ笑む遺影を前に、「先生ありがとう」と別れを惜しんだ。

闘病生活を支えた喪主の妻寿美子さん(68)は。「現場主義を貫き、もう一度、水俣に行き、患者さんと会いたいと話していた。多くの人に支えられ幸せだった」とあいさつした。

作家石牟礼道子さん(85)=熊本市=は50年来の親交を振り返り、「人はいかに生きるべきか、存在で教えてくれた」。原田さんにささげる詩「花を奉る」を朗読した。

胎児性患者の坂本しのぶさん=水俣市=は「先生、本当にありがとう」と涙ながらに語り、胎児性患者の娘を亡くした上村好男さん=同=は「患者や家族の大きな支えだった。長い間ご苦労さまでした」とねぎらった。
原田さんについては、こちらが詳しいです。
水俣病と水俣地域の記事  NPO法人環不知火プランニング掲載記事

検索でみつけたインタビュー記事。
「研究ウェートは水俣病・CO・脳波が3分の1ずつ」など。
あまり知られてないお話も。
■環境・ひと・原田 正純インタビュー

原田さんの功績、お話を知るほど、今に通じるものを感じます。
ボクはそもそも「公害」という言葉自体が嫌いなんですが、それじゃあどういう言葉がいいかといわれてもこれまた困るんですが、とにかく、たとえば国立公害研究所が環境研究所になるとか、熊本県の公害部が環境保健部になるとか、こういうのは明らかに意図的なんですね。

名を変えて公害問題は終わりましたよ、意図的に終わらせようとしていることを感じてすごく抵抗がありますね。単に言葉だけではないんですよ。

そしてまた「環境問題」というのはブームでして、大学の講座なんかも環境問題という名前をひっつければ認められるようなところがあって、予算がつくという状況です。

悪いことではないけど、要はなにをするかということではないか。非常に不安を感じますね。あっと思うような人が地球環境うんぬんとおっしゃるんですね。

もちろん地球は大事ですよ、でもそういうグローバルなことだけじゃなく、具体的に水俣病をどうするんだとか、諫早湾はどうするんだとか、具体的なことは避けちゃうんですね。地球規模のこといっておけば誰も傷つかないというわけです。

(環境・ひと・原田 正純インタビュー)

追記:2013年6月15日
リンク切れの箇所を削除しました。
原田正純さんの優しいおもざしは、下記ページでもご覧いただけます。
おくやみ  原田正純 氏 (医師、元熊本学園大学教授、水俣病研究の第一人者) - 訃報新聞