上野千鶴子先生といえば、フェミニズム。フェミニズムといえば小難しく聞こえるが、観念と思想との違いをわかりやすく説いていて読みやすい。冒頭、甥っ子さんとの明るいやりとりが奥深く、一気にひきこまれた。
女だから、男だから、というのを気持ち悪く感じるわたしなので。フェミニズムにも気持ち悪いと感じたのが、今はようやく本意を理解できるようになったと思う。本意は、その人らしく生きる社会にしよう、ということ。
本書の発行から30年近く経った今、折しも参議院議員通常選挙が間近。納税額、性別によらない参政が実現してから、さほど経ってないことの重みを感じつつ、投票に臨みたい。
【関連リンク】
借りたきっかけの話題は、結婚、出産、生き方について。
・上野千鶴子 - Wikipedia
軽やかな方。処世に長け、頭脳明晰の体現者と思う。
・アビーロード 【注目】愛知で美味しいカレー屋20選 - Retty
いつものカレー店。