カテゴリ:日本のくらし > 社会、政治

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真っ赤に燃えた~太陽だから~♪ 美空ひばりさんの歌声を思い出す、8月半ば。
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7月下旬、京都太秦美空ひばり座を見た。大スターまさにという内容。その偉大さに感じ入った。

見るうち、太平洋戦争後の日本についても考えさせられた。初舞台は1945年、翌1946年にNHK素人のど自慢で『リンゴの唄』を披露。元号が昭和から平成に変わった1989年に没。戦後の昭和史と繋がりが深い。

『リンゴの唄』は、戦後を知らないわたしでも歌える。昔日の再現ドラマ、ドキュメンタリー映像で聞き覚えた、明るくやさしい曲と歌詞。その成り立ちは戦中に軍歌として、世に出たのは戦後映画第一弾だったから興味深い。

戦争と作家との関係に思い出すのは、7月上旬に見た藤田嗣治展。その詳しい感想は別記するが、作家は世情と繋がりが深く、いつの世もありようが難しいのだな、と思ったことはここに記す。

8月15日に、思いをこめて。

【関連リンク】
音頭と平和 のり記
(2)の元記事。復興支援歌「花は咲く」にゾッとするわけも、この記事による。

美空ひばり公式ウェブサイト

サトウ・ハチロー|青森県近代文学館
『リンゴの唄』作詞家。『小さい秋みつけた』など名曲に多々携わられた。

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上野千鶴子先生といえば、フェミニズム。フェミニズムといえば小難しく聞こえるが、観念と思想との違いをわかりやすく説いていて読みやすい。冒頭、甥っ子さんとの明るいやりとりが奥深く、一気にひきこまれた。

女だから、男だから、というのを気持ち悪く感じるわたしなので。フェミニズムにも気持ち悪いと感じたのが、今はようやく本意を理解できるようになったと思う。本意は、その人らしく生きる社会にしよう、ということ。

本書の発行から30年近く経った今、折しも参議院議員通常選挙が間近。納税額、性別によらない参政が実現してから、さほど経ってないことの重みを感じつつ、投票に臨みたい。

【関連リンク】
女遊び
上野 千鶴子
学陽書房
1988-06

借りたきっかけの話題は、結婚、出産、生き方について。

上野千鶴子 - Wikipedia
軽やかな方。処世に長け、頭脳明晰の体現者と思う。

アビーロード 【注目】愛知で美味しいカレー屋20選 - Retty
いつものカレー店。

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水俣学といえば、原田正純さん。
以前、ブログにはその死去を悼んで、原田さんについて書きました。
おもざし

わたしが原田さんの著書を手にしたきっかけは、東日本震災

東日本震災による諸問題について。
善悪では解決策を見いだせず、先がまったく見えない日常において。
なにか光明となる視点はないものかと、行き着いたのが水俣学でした。

水俣学とは。
原田さんの著書から、その言を引用すると・・・。
水俣病を起こし、今日にいたるまで解決を阻んでいるものとは何であったのか。その原因となった、現代社会の中に潜む根源的な問題を、もっと言えば、社会や人間そのものに内存している諸問題を、水俣病事件を通じて研究し、後世やそれを担う若者たちに伝えること(教育)を目指したい
東日本震災が3年前にあった、今日という日に。
なおいっそう、水俣病事件について知ってほしいと思います。
これからに希望を得るためにも。






【関連リンク】
おもざし
 原田さんのような顔になりたい。

おくやみ : 原田正純 氏 (医師、元熊本学園大学教授、水俣病研究の第一人者) - 訃報新聞
 著書も紹介されてます。

・写真は、2011年7月30日に石巻で撮りました。




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