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病名は急性喉頭炎

総合病院には以前から、「かかりつけ医を作り、当病院へは紹介で」と貼り出されていたので。喉の炎症だろうと今回、かかりつけ医を作るとこから始めたが。すぐ行ってと紹介状を出され、あれよという間の入院だった。

「今から入院してください」には驚いたが。「驚きますよね。紹介状をすぐ出されたのは、急を要するということです。仕事の心配してるのでしたら、診断書だしますから、今から入院してください」と丁寧に諭されて。大体の費用を聞いてから返答すると、会計へ向かう際。もはや会話ができない私に、用件のメモ書きを渡してくれた看護士から「そのまま帰ったりしないでくださいね、戻ってきてくださいね」と話しかけられて。とにかく頼ることにした。

いざ入院。といっても、身一つでするわけではない。採血・レントゲンを受け(検尿・身長と体重の測定は医院でのデータを流用)、自分の病床が用意されたフロアで、その時の担当看護士と面通し後、時間を限った外出許可証を持って家まで着替えなどを取りに行く(この総合病院では着替え・箸・コップ・履物等は持参)。

治療は、朝晩に抗生剤の点滴。維持液は24時間、食べられるようになるまで点滴。鎮痛剤と胃薬は希望により、一定時間を置いて服用。食事は軟食。内容は看護士が調整してくれて、柑橘・味噌汁(塩分が痛かった)・牛乳パック(吸引が痛かった)NG。

朝晩の点滴なら通いでも可能ではないか。診察時、声にならぬ声で聞いてみたら、濃度を保つには入院との説明。もし通いでもよいとされ、鎮痛剤をまとめて渡されたら、過剰摂取しかねない状態だったので。即入院がやはり適正だったと思う。

入院中は看護士、栄養士、配膳員、清掃員にも大変お世話になった。科ごとに分けられてないフロアで寝起きし、いろんな様子を見聞きし、自我と在り方のバランス取りを教わる、貴重な機会を得たようにも思う。

痛い時は、痛み止めを飲む前に病院へ
身体においては、都合を優先するものでないということ、心したい。

備考)
・イラストの冒頭、指さし絵は実際のもの(丸に表情をつけた絵)を元に描いた。
・ヒザのケガは抗生剤がきいたのか、化膿せずたちまちかさぶたになった。

【関連リンク】
SplinterCell
スプリンターセル日本公式サイト。世界的に著名なトム・クランシー(故人)監修。

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桐の花、アップの写真。模様が絵に描いたよう。
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花の名前を知ったのは、たまたま居合わせた人に尋ねて。「桐ダンスの桐、家紋でほらすーっと伸びたあの桐。例年は5月のゴールデンウィーク頃が見頃らしいのが、今年は十日ほど早いらしい」と教わった。

その人も近くにお住まいらしいが、花は初めて見たそう。高いところに咲いているので、なかなか気づかないかも。「今年は見頃をちょっと過ぎたらしい」と残念そうに仰っていたので、教えてくださったお礼に「来年また」と申し添えた。

【関連リンク】
蓬莱山 徳源寺
織田信長の次男信雄が帰依したお寺でしょうか。木瓜の紋は織田氏、桐の紋は?

徳川園
すぐ近く。庭園の牡丹、美術館の平木名品コレクションが今は人気。蘇山荘で喫茶は一度してみたいが、挙式貸し切りなどでいまだ。

たい焼き専門店 万粒
徳源寺を大通り沿いにちょい行くとある。餡なし、アイスもうみゃーでよ。

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表紙は英国話なので、あやかって紅茶を飲みながら。

坂田靖子とは
白泉社の少女漫画雑誌『LaLa』の創刊メンバー。ジャンルはシリアスからコメディまで多岐にわたり、白泉社との専属契約後は多方面で執筆。

『LaLa』をはじめ、坂田先生の作品はリアルタイムでよく読んだ。漫画雑誌を手に取らなくなってからは、単行本を書店で見ては入手。今回、デビュー40周年記念本として、手に取ることができるのは嬉しい。

読んでみて
本の帯には、「誰でも描けそうでいて描けない。」と、萩尾望都先生のお言葉あり。ペンタッチが軽妙なので、誰でも描けそうに思えるかもしれない。が、描けない。そのわけは、本書を読んでわかった気がする。

坂田先生の描かれる世界は、英国、アジア、ファンタジー、SF、いずれにおいてもリアリティがある。英国はおろかアジアにもいらしたことがないのに。それもそのはずという、作家としての佇まいに感嘆した。

収録は、ユーモラスで詳しい年譜、漫画家になるまで・なってからのお話・漫画に加え、親交のある漫画家から見た作家像・対談も掲載され、とても読み応えがある。

私感
ルポ・エッセイ漫画の肝はなにか、どう表現すべきか。そういうこともわかったので、学びたいと思う。

【参考リンク】
正文館本店
夜10時まで開いてる書店。こちらで問い合わせ、入手。親切丁寧。

総特集 坂田靖子 ふしぎの国のマンガ描き|河出書房新社
本の詳細がわかる。読者の声が、坂田先生ファンらしい内容で和む。

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