水俣学といえば、原田正純さん。
以前、ブログにはその死去を悼んで、原田さんについて書きました。
おもざし
わたしが原田さんの著書を手にしたきっかけは、東日本震災。
東日本震災による諸問題について。
善悪では解決策を見いだせず、先がまったく見えない日常において。
なにか光明となる視点はないものかと、行き着いたのが水俣学でした。
水俣学とは。
原田さんの著書から、その言を引用すると・・・。
水俣病を起こし、今日にいたるまで解決を阻んでいるものとは何であったのか。その原因となった、現代社会の中に潜む根源的な問題を、もっと言えば、社会や人間そのものに内存している諸問題を、水俣病事件を通じて研究し、後世やそれを担う若者たちに伝えること(教育)を目指したい東日本震災が3年前にあった、今日という日に。
なおいっそう、水俣病事件について知ってほしいと思います。
これからに希望を得るためにも。
【関連リンク】
・おもざし
原田さんのような顔になりたい。
・おくやみ : 原田正純 氏 (医師、元熊本学園大学教授、水俣病研究の第一人者) - 訃報新聞
著書も紹介されてます。
・写真は、2011年7月30日に石巻で撮りました。