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11月はじめ。
写真は去年の今頃に撮った、ルシアン珈琲。
フィンガーチョコを添えてくれたお店は、名古屋市千種区の珈琲専科「伯爵」



10月を振り返れば、遅くまで到来した大型台風に辟易。
気象状況が地球温暖化によるなら、今年に限ったことでなし。
防災知識を得て備えようと、あちらこちらのウェブページを見て回りました。



まずは地球温暖化について、気象庁のページを閲覧。
来年は涼しくなってくれないかという、淡い期待を抱いてましたが。
右肩上がりの「海面水温の長期変化傾向(全球平均)」グラフに、あっさり打ち砕かれました。
[地球温暖化]海水温・海面水位・海氷の長期変化傾向

次に、ハザードマップのページを巡回。
避難所については、9月にブログで取り上げた時に確認済みなので。
(ブログ記事:避難所は日頃に確認
10月にあった他所の土石流災害について、気になるところがあり。
東京都と国のハザードマップを閲覧。
東京都森林事務所の東京都山地災害危険地区マップ
東京都建設局の洪水ハザードマップ
国土交通省 ハザードマップポータルサイト

気になったのは、島しょ部の警戒指定区域。
指定区域が設定されれば、住民への周知や環境整備も行われますが。
上記ハザードマップを見たところ、あるのは国土交通省の津波、火山のみ。
東京都防災サイトの地域防災計画は未確認です)

そういう状況で、風水害を想定した避難勧告を発令することは、容易なのか。
そもそも避難所運営はどういったものなのか、運営して被災しなかったらどうなのか。
防災救助法に関するページをあちらこちら閲覧。

一番わかりやすかったのは、宮城県気仙沼市のサイト。
災害救助法について
避難所の運営経費については、産経新聞の記事がわかりやすかった。
伊豆大島 積極避難に財政の壁も 避難所運営経費、人件費・・・「国は助成を」
記事には、積極避難の機運が高まっているとの一文があり。
積極避難に思い出したのは、避難所は日頃に確認で取り上げた自助共助の考え。

ここで、自助共助について、あらためてその意味を考えてみると。
自助は自らを助けること、共助は周りの人々を助けること。
公助はどうしたのか。

自助・共助・公助について検索したら、「平成23年 国土交通白書」がヒット。
見れば、「自助・共助・公助の連携強化」という見出しあり。
自助共助の推奨は、国が率先して行っているらしい。
東日本大震災の教訓を活かした災害対策の総点検の必要性

さらに、最近ではどうなのか検索したところ。
10月に行われた、国交省・学会合同調査団による防災報告がヒット。
見れば、「いますぐ、自分の居場所の浸水深、避難場所・避難方法を確認!」という見出しあり。
自助共助の推奨は、ますます強まっているようです。
〈 「サンディ」国交省・学会合同調査団〉 緊急メッセージ 大都市圏「想定外に対応せよ」

推奨されても、防災対策ってなにから始めればよいのやら。
それについても、国がなにかしら指針を表明しているのでは。
検索したら、内閣府の防災情報サイトに行き着きました。
身近な防災対策について(PDF:761KB)

身近な防災対策について」の内容は、わかりやすいQA形式。
冒頭Aはズバリ、「⼀気にやってしまおうと気負うより、少しずつ実施することをお勧めします」。
おすすめ非常食にサンドウィッチをあげていたり、日頃の生活にあった内容に、なるほどなるほど。

防災情報サイトにはこのほか、防災シミュレーターもあり。
リビングでテレビを見ている間、震度6強の地震が来たらどうするのが適切かなど。
試してなるほど、わかりやすくためになる内容でした。
【防災シミュレーター】震度6強体験シミュレーション



以上、防災を学んでみて。
思ったのは、防災習慣づけを広めるにはどうしたら、ということ。
避難訓練と構えず、日頃の生活をしながら身に付けられるのが肝。

以下、わたしにできそうなこととして、考えてみました。

・防災シミュレーターの正解パターンを動画にする、マンガにする
・非常食レシピを作って、在宅避難生活のデモコンテンツを作る
・避難所に行くまで、行って避難生活、帰宅までのデモコンテンツを作る
・帰宅困難者にならないためのデモコンテンツを作る
・作ったものは配布するほか、体験イベントを実施する
・実施においては、参加者にあった備え方法を設定する

広く情報を伝達して共有するには、いろいろな形をとるのが最良。

防災について検索した中、「自助・共助・公助とは何ですか?」という姫路市のページに行き着き。
メニューバーのキャラクターが気になり、姫路市キャラクター名鑑にアクセス。
「しろまるひめ」をはじめ、いろいろいるなぁと眺め、あらためてそう思いました。