タグ:脆弱性

だるい
Wordpressがやけに重たい時には、その後。「Wordpress セキュリティ」で検索、対策をしてみた。

具体的には、「WordPressセキュリティ強化の基本 WP4.7対応」等に記載されている内容を反映。していることを確認、してないことを取り入れた。

アクセスログは、プラグイン「WP Security Audit Log」で観察。対策後、落ち着いた様子になった。

Apacheコマンドを少しは使えるようになり、構築しはじめでこういうことが起きたのは、好機だったと言えなくもない。

以上、ご参考になれば幸いです。

170513
DOS攻撃をはじめて受け、対処したことがあった。以下まとめ。

ダッシュボードが重い
作業中、急に重くなった。直前にプラグイン、php、javascript等の更新はしてないのに。

phpyadminも重い
こちらも急に重くなった。

サイトまでも重い
ブラウザの問題かと、Yahoo!JAPANなど他サイトにアクセス。通常に表示されるので、サーバーの問題ではと思い至る。

サーバーのアクセス状況を確認
レンタルサーバーでのことだったので、障害情報を見たが該当なし。同領域を使用している、他のドメインサイトを閲覧したところ、普通に表示される。サーバーの問題ではない。すまん、あらぬ疑いだった。

エラーログを確認
遅ればせ。FTP接続でwordpressのログを取得できる場合、ローカルにダウンロードして確認。
このレンタルサーバーでは、VPS(仮想専用サーバー)のコンソールで見るしかなかったので、Apacheコマンドをぽちぽち入力して確認。Apacheコマンドは以下のようなの。
エラーログを確認
# less /var/log/httpd/error_log

ファイルの内容を監視して表示を更新
# tail -f /var/log/httpd/access_log # tail -f /var/log/httpd/error_log

参考)Apacheのログ: Linux初心者のためのLinux入門
DOS攻撃されていたのが判明
特定の同一IPが怒涛の勢いでアクセス、同時にエラーが発生していることがわかった。ログを見ている最中も続々、サイトはとうとう504エラーでダウン。

特定IPのアクセスを制限
取り急ぎ、特定IPのアクセスを制限することにした。
が、FTPソフトで.htaccessをダウンロードしようとして、権限がないとサーバーにしかられる。またもやApacheコマンドをぽちぽち。
.htaccessの権限を確認
#ls -l .htaccess

.htaccessの権限を変更(例:newownに変更)
#chown newown .htaccess

参考)Linux:chownでファイルやディレクトリの所有者を変更する | raining
ダウンロードした.htaccessに下記を追記。
order allow,deny
allow from all
deny from XXX.XXX.XXX.XXX/99

※XXX~XXXはアクセスを禁止したいIP。99はIPのサブネットマスク。

参考)特定IPドメイン/IPアドレス サーチ 【whois情報検索】
IPアクセス制限を確認
.htaccessを更新後、アクセスログを見ると、はじかれているのがわかった。

サイト、ダッシュボード、phpMyadminのアクセス状況も通常に戻った。

人心地ついたところで、エラーはなんだ?と検索。Wordpressに標準搭載されている、xmlrpc.php(モバイルから投稿できる機能)の脆弱性をつかれたものらしい。削除は、Wordpressのバージョンアップ時にまたインストールされるので、無意味らしい。

xmlrpc.phpアクセスを制限
これも.htaccessに記述して更新。
<Files "xmlrpc.php">
    order deny,allow
    deny from all
</Files>

IPアクセス制限は、アクセスしてからの処理なので。サーバー負荷対策としては、ほかによかろう方法があり。それについては、上記の参考をご覧ください。

脆弱性をつかれるファイルは、ほかにもあるらしいが。今回はこれまで。Wordpressプラグイン「WP Security Audit Log」で様子見。

以上、ご参考になれば幸いです。

140501

パソコンブラウザ「Internet Explorer11」を使ってますが。
2014年4月下旬、危険に晒されるので別のブラウザを使えとの報道あり。
現在「ie」でウェブ検索すると、「脆弱性」がトップ表示されます。

いまさらどしたの?( ・Д・)

IE」とは、Microsoft社によるインターネットブラウザアプリのこと。
Windows機に標準装備されているので、普及率がとても高い。
それゆえアタックされやすいとして、脆弱性は度々話題になっています。

なぜ今回これほど大騒ぎになっているのか?

タイミングとして、XPのサポート終了があると思います。
XPとは、Microsoft社のOS、Windows XPのこと。
このサポートは、4月に終了しました。

今回の脆弱性については、5月中にも修正プログラムが提供される見込みですが。
XPにおいてはサポートが終了しているので、修正プログラムが提供されません。
そして、このXPに標準搭載されているのが、IE6。

XPユーザーは、いよいよインターネットに繋げづらくなった次第です。

※追記
XPにも提供されることになりました(^^)
MSコメントからすると、やはりXPと関連付けて大きく報道されたようです。

さて、肝心の対策

今回の危険性について。
IEでインターネットに繋げば、必ず被害を受けるわけではありません
悪意のあるサイトに繋げた場合、パソコンに侵入される恐れがあるという内容です。

したがって、知らないサイト(URL)にアクセスしないことが、まず大事。
とりあえずの回避策としては、IE以外のブラウザを使うこと。
IEを使いながらも回避策をとりたいなら、Microsoft社の回避策を行う
※Microsoftの回避策には、パソコン通でないと難しい項目があります。
間違えると涙目の事態に陥るので、実行時はお気をつけください。


※追記
修正プログラムが提供されましたので、Microsoft回避策は行わずに済みます。
アクセス先への注意は、引き続きよろしくどうぞ。

それから、IE以外のブラウザを使う場合。
アドオンという拡張機能を経由した被害が非常に多いので。
IE以外だから安全というわけではないことをお忘れなきよう。

また、ブラウザの閲覧行動について。
提供したくない場合は、トラッキング拒否に設定を。
あわせて、セキュリティ設定も確認するのがよいでしょう。

最後にもう一度。
修正プログラムは、早ければ5月中旬に提供される見込みです。

ご参考になれば幸いです。

※追記
5月2日、提供されました。

米Microsoft、IE脆弱性に対応する修正パッチの緊急配布開始 (Impress Watch) - Yahoo!ニュース


【関連リンク】
FireFoxの検索ボックスが文字化けしたら
トラッキング拒否について、末文の関連リンクに記載してます。

win8のデスクトップでIEが反応しなくなったら
わりと発生する現象のようなので、解決策をご参考までに。

IE「問題解決は別ブラウザー」の声 MSは回避策紹介 - 毎日新聞
わかりやすい。

Internet Explorer の脆弱性対策について(CVE-2014-1776):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
図解がわかりやすい。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2963983
回避策ともども詳細を知るなら。

IEに危険な脆弱性が発覚、悪用したゼロディ攻撃が出現
前回のゼロディ攻撃に関する脆弱性。2012年9月のことでした。

全世界ブラウザシェア2014年2月版、IEの独走が続きシェア変動はほぼゼロ - GIGAZINE
IEがどのくらい普及しているかといえば。

Internet Explorer - Wikipedia
バージョン別のOS対応表が興味深い。
「いまどきIEを使うなんて」って、Windowsにはサーバー機もあるし。
大規模システムでは、汎用機からの移行経験で、再構築に慎重なのよね。

↑このページのトップヘ